10月も後半に差し掛かり、日に日に秋の深まりを感じる季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。もりたさんちのマルチーズです。朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたので、体調管理にはどうぞお気をつけください。もうすぐ11月に入り、今年も残すところ2か月となりますね。あと60日、約8週間、きっとあっという間に過ぎ去ってしまうことでしょう。

さて、この度、嬉しいご報告があります。10月22日、当犬舎のアンナが9月9日に出産した4頭のマルチーズたち全頭に、新しいご家族が無事に決まりました。たくさんのご縁の中から、それぞれのご家庭に迎え入れていただき、私たちも感謝の気持ちでいっぱいです。

それでは、今回の経緯や、新しいご家族との出会いについて少しお話しさせていただきます。

はじめに

もりたさんちのマルチーズは、「千年の都」京都にて、世界最古の愛玩犬として知られるマルチーズを専門に扱う犬舎を運営しています。紀元前から人々に寄り添い、愛と幸せを届け続けてきたこのマルチーズこそ、世界に平和と調和をもたらす存在だと、私たちは信じています。

私たちが自信を持ってお約束できるのは、「もりたさんちのマルチーズには、純血種としての本来のマルチーズが受け継がれている」ということです。これには、長年にわたる私たちの経験と、マルチーズに対する深い愛情が込められています。私たちの犬たちを通じて、一頭でも多くのマルチーズが人々に喜びをもたらし、幸せな絆を築いていくことを目指しています。

40年以上にわたり、300頭以上の誕生に立ち会ってきた経験から、私たちは常に彼らの健康と幸せを第一に考え続けています。マルチーズはその美しさと温かな性格で、多くの飼い主さまに愛されています。この犬種の本来の美しさと優雅さを守り、次の世代へと受け継いでいくことが、私たちの使命です。

「ひとりでも多く、幸せな飼い主を。一頭でも多く、幸せなマルチーズを。」

このポリシーのもと、これからも皆さまに喜んでいただけるよう、私たちは日々邁進してまいります。

最近のお問い合わせ状況

お問い合わせ状況に特筆すべき点はございません。ご予約を心よりお待ちしております。

最近のもりたさんちのマルチーズ

この1か月間、もりたさんちのマルチーズでは、いくつかの大きな進展がありました。その中でも特に印象的だった2つの出来事についてお話しさせていただきます。

まず1つ目は、経験豊富なトリマーの方と新たに契約を結んだことです。この方は名古屋でトリマーとしてキャリアをスタートされ、最盛期には1日に10頭以上の犬をトリミングしてきた、まさにプロフェッショナルです。ペットショップ勤務時代には、経営方針の違いからリスクのある犬のトリミングを断るよう指示され、そのことに疑問を感じて独立を決意されたそうです。現在は京都でフリーランスとして活動されており、動物病院の専属トリマーとしてもご活躍中です。動物病院の視点で犬の健康状態を見極めながら、適切なトリミングを提供できるこの方には、私たちも非常に信頼を寄せています。

この方には毎月1回、当犬舎に来ていただき、マルチーズのトリミングをお願いするだけでなく、犬の健康状態を確認していただきながら、私たちブリーダーにもトリミングの技術を指導していただくことになりました。これにより、私たち自身もさらに成長し、将来的には自分たちでトリミングを手掛ける技術を高めることを目指しています。さらに、他のトリマーの方々と月1回の講習会を開催し、技術を共有しながら、地域に密着したトリミングサービスを提供できるようにも考えています。このようにして、もりたさんちのマルチーズが提供するサービスをより充実させていく計画です。

2つ目は、チラシ配布に関する出来事です。先月、京都市北区の松ヶ崎周辺を中心に、初めてチラシ配布を行いました。松ヶ崎は閑静な住宅街で、美しい邸宅や手入れの行き届いた庭園が立ち並び、京都の豊かさを象徴するエリアです。この地域の方々に「もりたさんちのマルチーズ」を知っていただくため、心を込めてチラシを配布しました。この経験を通じて、地域とのつながりの大切さを改めて感じ、実際に手渡しすることで、私たちの想いを直接お伝えできると実感しました。今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。

また、YouTubeチャンネルでも最近の進展を紹介しています。10月20日に撮影した動画では、9月9日に誕生した4頭のマルチーズの子犬たちの成長の様子をお伝えしました。全頭に新しいご家族が決まったことも報告しましたが、子犬たちがますます活発になり、撮影は毎回大変です。それでも、その成長を記録することは私たちにとって大切な挑戦であり、毎回楽しい作業です。元気いっぱいの子犬たちが自由に動き回る中で、ベストショットを収めるために工夫を凝らしていますが、これもまた「嬉しい悩み」と言えるでしょう。

最近の動画では、子犬たちが離乳食を始め、ますます個性が際立ってきたこともお伝えしています。生まれた頃はリボンで目印をつけていたのですが、今ではそのリボンがなくても、誰が誰かすぐにわかるほど、みんなの特徴がはっきりしてきました。特に、長男と次男のご家族が決まったことは大きな喜びでした。私たちは、日々感謝の気持ちでいっぱいです。これからも子犬たちの成長を見守り、新しいご家族との出会いを心待ちにしています。

また、先日のチラシ配りについても動画内で触れました。当日はアンディをスリングに入れて一緒に配布を行ったのですが、少し負担をかけてしまったようです。次回からは一人で配布する予定です。想像していたより配布枚数は少なかったものの、一軒一軒心を込めてお届けしました。現在も地元の方々に少しずつチラシを配り続けており、残りは約1800枚。今後も地道に活動を続け、良いご縁が生まれることを願っています。地域の方々に私たちの活動を知っていただき、地域に根差した犬舎として成長していきたいと考えています。

全頭、ご予約をいただきました

9月9日にアンナが出産した4頭のマルチーズたちですが、無事に全頭、ご予約をいただきました。

今回のブログで最もお伝えしたいニュースは、10月22日に全頭のご家族が決まったことです。アンナが出産した4頭の子犬たちは、私たちの愛情をたっぷり受けながら元気に成長し、今ではそれぞれの新しいご家庭で新生活を始める準備が整いました。ご家族の皆さまは、異なる背景や暮らしをお持ちですが、共通してマルチーズに対する深い愛情を抱いておられます。

これから新しい環境での生活がスタートしますが、私たちは引き続き、飼い主さまを全力でサポートいたします。「お帰りプログラム」や「一生涯のサポート」を通じて、飼い主さまとマルチーズの絆を大切にし、健やかな生活を見守ってまいります。今後も飼い主さまと密にコミュニケーションを取りながら、安心してマルチーズとの生活を楽しんでいただけるよう努めてまいります。

実は、長女と次女のご予約は、出産から1週間という驚くほど早い段階でいただきました。しかし、長男と次男のご家族がなかなか決まらず、「どうしてだろう？」と本当に悩んでしまいました。というのも、個人的には男の子が好きだからです。理由はシンプルで、男の子はいつまでも甘えん坊で、手がかかるところが可愛いです。

現在、当犬舎には男の子がアンディ1頭だけですが、この子がまた、とにかく可愛いです。私が近くに行くと、アンディは体を丸めて「ウン、ウン」と甘える声を出しながら足元に寄ってきます。その姿を見るだけで、思わず胸がキュンとします。

その時、ついアンディに鼻を近づけて、キスをしてしまいます。アンディの鼻や目に、構わずキスをするくらい、男の子の甘えん坊な姿には弱いです。

さて、話を戻しますが、最近よく感じるのは、男の子の魅力がもう少し世間に広まればいいのに、ということです。もちろん、女の子も可愛いです。私の妻は女の子が好きですが、それぞれ好みが違うだけで、優劣はありません。結局、好みは人それぞれですから、答えのない話ですね。

今回、特に感じたのは、ご予約前にお客様から多くのご相談をいただいたことでした。マルチーズを新しい家族として迎える際、不安を抱かれる方が少なくないという事実に改めて気づかされました。私たちは、普段は毎日5頭、今は子犬も含めて9頭の世話をしていますので、1頭を迎える不安を忘れてしまいがちです。でも、初めてマルチーズを迎える飼い主さまにとっては、当然の不安です。

そのことに気づいた時、私は自分自身を少し反省しました。飼い主さまの不安に寄り添わなければ、その方の信頼を得ることはできません。そして、私たちができるのは、マルチーズとの生活を背中からそっと押してあげること。飼い主さまの不安を解消しながら、最終的にご決断いただけるようサポートするのが、私たちの役目だと感じています。

なぜなら、マルチーズとの生活は本当に素晴らしいものであり、それを多くの方に知ってほしいと心から願っているからです。

今後の予定

アンナが出産した4頭のマルチーズは、11月初めに最初のワクチン接種を予定しています。ワクチン接種後、数日間は体調を慎重に観察し、特に問題がなければ、その後すぐに新しいご家族のもとへ迎えられることになります。新しい生活がスタートするまで、もう間もなくです。

今回、子犬たちはそれぞれ石川県、長野県、東京都、徳島県といった各地に散らばり、それぞれの新しいご家族のもとで「新しい仕事」が始まります。仕事内容はもちろん「可愛がられること」、そして最終的には新しいご家族を幸せにすることです。ちょっと大変なミッションかもしれませんが、きっと彼らならば、期待以上にうまくやってくれることでしょう。

あと数週間で、私たちとも、親兄弟ともお別れとなります。それまでの間、私たちは子犬たちを愛情深く見守り、精一杯ケアしていくつもりです。そして、いつの日か、またどこかで再会できることを願っています。

さて、少し話が変わりますが、次はケイツの出産が予定されている…と言いたいところですが、まだ確定していません。ただ、早ければ年末にも何らかのご報告ができるかもしれませんので、引き続き楽しみにお待ちください。

ケイツ待ちのお客様は既に多くいらっしゃいますので、もし気になる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

今回はこんなところで

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全世界がマルチーズで繋がりますように。