最高の子犬
気温と湿度の上昇とともに、日本の各地で梅雨入りの知らせが届く時期になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。もりたさんちのマルチーズです。前回の記事から気づけば随分と時間が空いてしまいました。申し訳ありません。この期間で起きた出来事は、私たちにとって思いもよらないことでした。この思いもよらない出来事については記事中盤の小題「虹の橋を渡ったニコ」でご説明したいと思います。
もりたさんちのマルチーズでは3月18日、約1年ぶりに新しい命たちが芽吹きました。そのため、ありがたいことに、大変忙しく充実した日々を送ることができました。忙しいということは、やるべき仕事がある、つまりとても幸せなことであると思います。この幸せを噛みしめながら、今日まで頑張ってきました。応援してくださる方も、そうでない方も、この場を借りて感謝申し上げます。
皆々様、本当にありがとうございます。今後も精進してまいりますので引き続きよろしくお願いします。
はじめに
もりたさんちのマルチーズは「千年の都」と称えられる京都で、世界最古の愛玩犬として知られるマルチーズの専門犬舎を運営しています。私たちは「紀元前から人々に寄り添い、幸せを与え続けてきたマルチーズが世界を平和に導くことができる」と本気で信じています。
私たちが皆さまに自信を持ってお約束できること、それは「もりたさんちのマルチーズには純血種同士の本物のマルチーズしかいない」ということ。世界中の人々を我が家のマルチーズで幸せにしていきます。
ひとりでも多く、幸せな飼い主を。一頭でも多く、幸せなマルチーズを。
を忘れることなく、邁進してまいります。
最近のお問い合わせ状況
YouTubeチャンネル「もりたさんちのマルチーズ」ですが、数年近く手つかずの状態でした。そこで今回、当犬舎のマルチーズ、ケイツ(女の子)が、同じく当犬舎のマルチーズ、アンディ(男の子)との間にできた子犬を出産したタイミングで、子犬の成長記録として動画を何本か配信させていただくことにしました。
動画の配信を始めた目的
YouTubeという巨大なプラットフォームを利用して動画の配信を始めた目的、それはケイツとアンディの子犬を迎え入れてくださる新しいご家族のために、日に日に成長していく、この時期の子犬の様子をもっと身近に感じてもらうことでした。産まれたばかりの子犬は「販売」「販売のための引渡し」「展示」が法律で約2か月間(正確には56日間)禁止されています。しかし、この時期の子犬は短期間で驚くほど大きく成長します。この貴重な期間も子犬を迎え入れてくださる新しいご家族に楽しんでほしい「私たちの子犬はあーだね、こーだね」と話し合ってほしい、そんな思いを持って始めました。YouTubeと子犬を利用して収益を上げようなどと横しまな考えは毛頭ありませんが、非常に好評でしたので、今後もルーティーンとして続けていきたいと考えています。
また、動画の配信を始めた別の目的としては、今後は積極的にYouTubeで動画の配信を行っていきたいと思っています。そのため動画の編集方法を勉強するということもミッションに含んでいました。見よう見まね、試行錯誤を繰り返し編集した動画配信の影響かどうかはわからないのですが、立て続けに何人かのお客さまからご予約をいただく事ができました。嬉しい限りです。
ご予約をいただいたお客さま、当犬舎のポリシーに賛同いただき誠にありがとうございます。
最近のもりたさんちのマルチーズ
犬舎のスペースを少し大きくしました。実は当犬舎にも新しいお母さん候補であるマルチーズを迎え入れる計画があります。
もちろん、同業者を通じた専用のルートを活用して、ずいぶん前からお願いしていたのですが「やっと」「待ちに待った」と言いますか、ようやく迎え入れることになりました。当然ですが、どのようなマルチーズでも良いわけではなく、お客さまに本物のマルチーズをご家族に迎え入れてもらうため、当犬舎が求める高い基準を満たしている必要がありました。
■当犬舎が、お母さん候補のマルチーズとその親犬、親犬を所有するブリーダーに求める最低限の基準
※FCI(国際畜犬連盟)スタンダード(犬種標準)が示す基準は除く
・健康状態(基礎疾患・遺伝性疾患)
・体格と気質
・出自と血統
・犬舎の状態
・アンディ(男の子)との相性
・知識とポリシー
当犬舎で生まれた子犬を残すことも検討したのですが、今はまだ我慢の時、仮に残しても父親候補は当犬舎自慢のアンディのみとなります。どうやっても近親となるため、どちらにしても交配はできません。
近親交配を繰り返すブリーダー
こだわりも、ポリシーも、意識も低いブリーダーは、自家繁殖と謳いながら蓋を開けば近親交配を繰り返し行っています。或いは、ペットオークションで出自がよくわからないマルチーズを格安で「仕入れ」て繁殖に利用したりしています。私たち、もりたさんちのマルチーズは、そういったモラル無視、コンプライアンス無視など、規範意識の低い効率化目線でしか考えていない人たちと同じ土俵に立たないように注意しています。
今回、お母さん候補のマルチーズを迎え入れるために、関係各所に対し、交渉に交渉を重ね、あちこち奔走しました。結果、かなりの資金が必要になりましたが「まだまだやれる」と自らを奮い立たせながら頑張っています。どのような事業も当てはまることかもしれませんが、譲れないこだわりやポリシーがあると、どうしても資金繰りが大変になってくることがあります。さらに、私たちの場合、苦労して譲ってもらったお母さん候補のマルチーズが必ず「出産に適している」という保証はありません。
中田さん家のマルチーズ、中田公子ブリーダーの心が折れ、閉業した原因を作ったのが何を隠そう出産に適さない女の子を多額の費用を投じて迎え入れたことでした。残念なことにリスクが現実化してしまい、高齢であった中田公子ブリーダーは事業を立て直すことを諦めました。私たち、もりたさんちのマルチーズも、常にそういったリスクと隣り合わせであることを忘れないようにしています。
新たに当犬舎に迎え入れるお母さん候補のマルチーズに関しては、またどこかのタイミングでご紹介したいと思います。
そして、もりたさんちのマルチーズの公式WEBサイトの、親犬紹介のページもリニューアルしなければなりません。少し前の記事にも書いたのですが、現在の親犬紹介ページは、まるで親犬が商品のように飾られていて、あまり気に入っておらず不満を持っています。おそらくWEBデザインの問題というよりは、使っている写真(なぜ真っ白なマルチーズに真っ白な背景を使ったのか、なぜ台の上に乗せたのか、撮影当時、私たちは思考が停止しておりカメラマンの提案を鵜呑みにしてしまいました)が悪いのではないか、と思っています。
最高の子犬
3月18日に生まれた当犬舎の自慢のマルチーズたちは最高の子犬として、手塩に掛けて育てた結果、ここまで大きくなりました。数か月前、わずか手のひらに収まるほど小さかった子犬たち。今ではピョンピョンと犬舎内を走り回るまでに大きくなりました。
ケイツの出産から約3か月、毎朝、毎晩、毎日のように一瞬の隙もなく頭にあるのは子犬の体調のことばかりでした。あまりに子犬を心配するあまり、家族にはかなりの行動制限を強いたかもしれず、申し訳ない気持ちがありました。
・子犬が心配だから外出は無理
・子犬が心配だから外食は無理
・子犬が心配だから子供たちと公園に行くことも無理
言い出すときりがありません。家族の理解なしにはこの仕事は続けられません。
子犬を狙うイタチやキツネ
ある時、中田さん家のマルチーズ、中田公子ブリーダーがこんなことを仰っていました「子犬が産まれた翌日、犬舎に行ったら子犬が忽然と居なくなっていたのよ、最初は原因が全然わからなくて、調べていくとわかったんだけど、どうやらイタチかキツネに連れて行かれたみたいなのよ」正直、聞いた時は耳を疑いました「イタチやキツネが子犬を食べるなんて」と。
当犬舎もどこから何が入ってくるか、わかったものではありません。窓や戸など、いつも外から何かが入ってくるかもしれないと、戸締りは厳重にしており、子犬が自分の意思で動けるようになるまでは、いつも張り詰めた空気が流れていたと思います。子供たちにも常日頃から「戸は最後まできちんと閉めて」と注意をしていました。
閑話休題
私たちの使命
いつも忘れないようにしていたこと、それは子犬の命を守る人間は自分たちしかいない。子犬の命は私たちだけのものではない。これは仕事であり使命であるということです。家族にとっては多少なりとも不自由な生活であったかもしれませんが、自分を律して今日まで子犬の成長を見守ることができました。理解し、協力してくれた家族に感謝しかありません。
そして、子犬たちはようやく新しいステージへ向かいます。新しいステージでは本格的に世界最古の愛玩犬としてのお仕事が始まります。お仕事の内容は「可愛がられること」です。なんて羨ましい仕事でしょうか。
虹の橋を渡ったニコ
次女として生まれたニコですが、5月10日の深夜2時頃、虹の橋を渡りました。
冒頭で申し上げた「思いもよらない出来事」それはニコの死でした。YouTubeチャンネル「もりたさんちのマルチーズ」をご覧いただいている方であれば、ご存じかと思います。ニコの名付け親は予約をされていた大阪にお住まいのお客さまでした。前日、5月9日の深夜0時までは元気にしていたのですが、2時間後に確認したところ既に亡くなった後でした。
多くは語りません。わずか2か月の命でした。別れは辛く、人知れずたくさん泣きました。私たちがどれほど悲しみ、苦しんだかは文字では書き表せません。
繁殖を仕事にするということ
私たち、ブリーダーは、犬の生死という出来事に一般の方と比べて多く立ち会うことになります。妻も常日頃から、ニコのように悲しい出来事があるたびに「もう辞めたい」と精神的に落ち込み、こぼすことがあります。
ニコの出来事は私たちにとっては、大きな衝撃であり試練でもありました。そしてこのような悲しい出来事に慣れていくことを怖いとも感じています。気づかぬうちに私たちは感情を失い、パピーミルを経営するようなモンスターになっていってしまうのか。
ニコの死を無駄にしない、文字通り犬死させない。
この仕事を続けていると楽しいことだけではなく、辛いこともたくさん経験します。何頭ものマルチーズと生活を共にするようになり、悲しみのあまり涙する回数が増えたように感じています。もうこんな悲しい思いをしたくない、そう思うことはよくあります。他の同業者であるブリーダーからは「ペット(ペットという表現はあまり好きではありませんが)として生活をするのと、仕事のパートナーとして生活するのとでは、マルチーズとの付き合い方が異なるよ」と言われ続けてきました。
そうはいっても
とはいえ論理的ではないかもしれませんが、やはり悲しいものは悲しいのです。自身でコントロールできるものではありません。勝手に悲しいという感情が湧き出てくるのです。どうしようもありません。老舗のマルチーズ専門犬舎、エッフェルゼント・バンビの高橋宏美先生が、私たちにこう仰っていました「ペットとして飼うのと違って、1匹1匹に与えられる愛情は確実に減るよ、それでもいいの?」と、申し訳ありませんが今のところ減る様子はありません。
それでも時は流れていく
昨年、アンナの出産時に死産であった「おもち」「さくら」の時もそうでした。いつもこのような悲しい出来事があった時、彼らの死を少しでも無駄にしないため、人的なミスやリスクを減らすための取り組みを増やしていくことが大事だと思っています。彼らがこの世に生を受け、わずかでも生きた意味付けをしてやりたいと思っています。
取り組みを増やすきっかけと引き換えになったのは彼らの大切な命。誰かに気軽に教えられるものではありません。
みんなのブリーダーにおけるマルチーズ
最近、みんなのブリーダーのようなマッチングサイトのマルチーズの相場をみていると、簡単に売れていくような価格を設定しているブリーダーが存在しますが、その裏で何が起きているかご存じでしょうか。利益を出すためにパートナーであるマルチーズたちにどのようなしわ寄せがいくのか、彼らを道具にしか見てないのではないか、甚だ疑問に思うことがあります。
安くたくさん売る。これは食品や衣料品の業界で通じても、命を扱う業界では長続きしません。犬は消耗品ではないからです。何れ限界が来ます。不健康な子犬が量産され、最後に残るのは役目を終えた悲惨な親犬たちです。
お客さまが求めているのは価格の安い犬ではありません。10年以上も家族として共に生活し、人生の伴侶となるかもしれない子犬に価格の安さなど求めていません。彼らが求めているのは安心して、健康で、元気いっぱい、愛情いっぱいに育てられた「本物の」マルチーズです。
価格を安くする努力ではなく、手間を惜しまない努力をすべきなのです。お客さまにとって大事なことは10年後も犬舎が残っていることです。安く提供するために無計画に乱繁殖を繰り返し、最終的に犬舎が崩壊してしまうことなんて望まれていません。ブリーダーに必要なのは持続可能な計画とポリシーなのです。
死亡診断書は2通用意してください
少し前に、みんなのブリーダーを利用してマルチーズの子犬を販売している九州のブリーダーを見つけたので調べてみました。説明欄にある生体の保障内容を読んでみましたが、内容に憤りを覚えました。生体の保障を受ける際の条件に「お引き渡しした子犬が死亡した場合は、必ず2施設の動物病院の死亡証明書が必要になります」と記載していたのです。その時、私はこう理解しました「絶対に生体の保障なんてする気がないブリーダー」だと。
子犬が死んで悲しみに包まれているなか、いったい誰が、あちこちの動物病院に死亡証明書なんて書いてもらうでしょうか。そんな大変なこと大手のペット保険でも求めません。
ストレスで虫が湧く
同じく、みんなのブリーダーを利用しているブリーダーを調べていたところ、子犬の生体保証欄(みんなのブリーダーでは保障ではなく、保証でした)に「子犬にストレスを与えると虫が湧くことがあります」「虫が湧いたことが原因で死亡した場合は保証対象外です」と記載していました。
寄生虫は「無」から発生しません。もちろんストレスで湧くこともありません。迎え入れたご家族の自宅で寄生虫に感染する可能性は否定できませんが、犬舎で感染している可能性の方が遥かに高く、犬舎が不潔なのであれば駆虫もしているはずですが、やってないのでしょうか。もしくは駆虫しているが安心できるような環境ではないということなのでしょうか。
もうここまで来ると馬鹿なのではないだろうか、確信犯(自己の行為を正義ないし正当であると信じている)なんだろうか、と思いました。トラブルが発生する可能性が高いから、説明欄に予防措置として記載して、子犬を売ったあとは「一切の保障もサポートもする気がない」としているように読めました。もちろん表面上は「初めて飼う方もしっかりサポートいたします」としていますが、どこまで本当なのでしょうか。
悲しいことに現実にはこのようなブリーダーが大半です。みんなのブリーダーを利用しているブリーダーを敵に回すようですが、総じて意識が低い人たちの集まり(量産する努力はするが、1頭1頭の価値を高める努力はしない人たち)だと、言わざるを得ません。
生産者の特権を放棄する人たち
多くのブリーダーの本音、それは「子犬を販売した後はもうとやかく言わないで欲しい」「終わりにして欲しい」なんだと思います。しかも、そこにさらに「安さ」が加わると「安くしているのだから我慢して下さい」という論理が勝手に立つのかもしれません。
しかし考えてみてください。私たち、ブリーダーがペットショップの店員と違うところ、それはこの子犬は私たちが出産に立ち会い、私たちが育てあげた子犬であるという事実です。
ペットショップの店員がどうあがいても、曲げることのできない事実です。現実です。オークションで仕入れた子犬をショーウインドウに並べ、インセンティブのために知りもしないことを、知ったように説明する店員たち。彼らが話すことは、すべて本やインターネットで書いてある内容です。母犬が息も絶え絶えに子犬を産み落とし、子犬は必死で生きようと第一声を上げますが、彼らは知る由もありません。私たちは笑います。私たちは呆れます。私たち、ブリーダーは生産者としての特権を持っているのです。それを放棄してはなりません。
私たち、もりたさんちのマルチーズは、そういった言わばブリーダー都合の慣例に逆らっていきます。まったく違う方向に突き進むべきだと感じています。現在、私たちのマルチーズの生体の金額は、高めで設定させていただいております。これは場合によっては高く感じる方もいらっしゃるようですが、長い目でみれば、これは決して高いものではありません。
例えば、子犬に与えているベースとなるフードは最初から最後までニュージーランド産のプレミアムフードK9ナチュラルです。毎日のようにK9ナチュラルをお腹いっぱいに食べると、それだけでも短期間で数万円以上必要になってきますが、子犬の一番の成長期に日本国内でもトップクラス、屈指のプレミアムフードを食べさせることを私たちは躊躇しません。
私たち、もりたさんちのマルチーズの独自の取り組み、経営努力は全国のブリーダーを探してみてもなかなか見つかるものではありません。すぐにその効果は感じられなくとも、最後には、結果的には、安心して良いマルチーズを家族に迎えることができた、と思っていただければ「それが答えだ」としています。
涙やけの酷い子犬
名古屋で運営されている、あるブリーダーのマルチーズを見る機会がありました。生後1か程度にも関わらず、かなり涙やけが酷い状態でした。もちろん涙やけは遺伝的なものや外的要因にも左右されるため、ここで断定的なことは言えません。
しかし、実例として今回、当犬舎のケイツの出産した子犬たちは現在、生後約3か月ですが、今のところ涙やけは一切ありません。私たち、ブリーダーもなぜこんなにも違うのだろうかと不思議になるくらいでした。そこでよく話し合ってみると、やはり要因のひとつに私たちの経営努力のひとつともいえる、プレミアムフードへの取り組みが影響しているのではないかという結論に今のところ落ち着いています。
私たち、もりたさんちのマルチーズは、嘘偽りなく子犬たちに1ミリも、ひとかけらも粗悪なフードを与えたことがありません。ホームセンターで販売されているような、いつ仕入れたかも不明なフードや、アフェリエイトを利用した報酬が目的のフード、WEBサイトのみで販売されているような責任者不在のフード(初回注文無料が特徴)など与えたことがありません。
そもそも当犬舎に粗悪なフードを保管していません。今回、ケイツが出産した素晴らしい子犬たちは、ご覧いただければ理解できると思いますが、涙やけも一切なく綺麗な顔立ちをしています。少なくとも、現時点では私たち、ブリーダーの管理下において涙やけはありません。
■長女
一番、おっとりしている長女。目元がケイツによく似ています。涙やけは見られません。
■三女
最近、非常に活発に遊び回るようになってきた三女。三女は性格がケイツに似てきました。とにかく人が大好きです。涙やけは見られません。
■長男
今回、唯一の男の子である長男。長女と同じく、おっとり気味の性格です。もちろん涙やけは見られません。
最後に
私たち、ブリーダーにとって、6月は少しだけ寂しい月になりそうです。約3か月の間、短い間ではありましたが生活を共にしてきた子犬たちが犬舎を離れ、新しいご家族の元で新しい人生を歩み始める時期だからです。
しかし、お迎え当日に初めての子犬との対面で、新しいご家族が誰も見たこともないようなキラキラの笑顔になっているのを拝見するだけで、私たちの努力が一瞬で報われるのです。
「あ、頑張ってきてよかった」そんな瞬間です。
今後の予定
この記事を公開した時点で、既に長女は新しいご家族の元で新しい生活を始めていることでしょう。次回の記事では、長女をお迎えいただいた日のことをメインに書きたいと思います。
6月は子犬たちのお引き渡しと書類の準備で非常に忙しくなります。また、当犬舎のマルチーズ、アンナ(女の子)と、同じく当犬舎のマルチーズ、アンディ(男の子)の交配を予定しています。いろいろとイベントが重なる予定です。
当然ですが命を扱うブリーダーは24時間365日の勤務体制です。どうぞよろしくお願いします。
今回はこんなところで
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全世界がマルチーズで繋がりますように。