ご家族さま向け駐車場のご案内

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余寒の候、まだまだ冷え込みが厳しい日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。もりたさんちのマルチーズです。ここ数日、京都でも雪がちらほらと舞い、冬の名残が色濃く感じられます。朝晩の冷え込みは一段と厳しく、外へ出るたびに身が引き締まるような寒さを感じますが、その分、澄んだ空気が街を包み込み、どこか凛とした美しさが漂う季節でもあります。雪化粧した寺社仏閣の屋根や、うっすらと白く染まる路地を眺めると、京都ならではの趣をいっそう味わえるのがこの時期の魅力です。

一方で、マルチーズたちは暖かい室内でのびのびと過ごしています。窓際から外を見つめ、舞い降りる雪をじっと追いかけるような仕草を見せることも。小さな体で寒さに驚きつつも、興味津々な様子がとても愛らしいです。特に朝方は、ひんやりとした空気のなかで少しだけ顔を出して様子をうかがい、またすぐに暖房の効いた部屋に戻る姿が微笑ましく、見ている私たちもつい笑みがこぼれます。

冬の名残が深いぶん、少しずつ近づいてくる春の気配も感じられるようになりました。日中、陽がさす時間帯は、先週までよりほんの少しだけ暖かく感じる瞬間があります。京都の街中では早咲きの梅がちらほら開花しはじめ、淡い紅色や白色の花びらが、まだ眠りから覚めないような景色を彩り始めています。これから先、桜のつぼみがほころぶ頃には、また一段と華やかな風景が広がりそうですね。

マルチーズたちも、だんだんと長くなる日差しを感じてか、昼下がりのうたた寝時間が増えたように思います。寒い時期は身を縮めていたのが、最近ではちょっとだけ伸びをしたり、お腹を見せてみたりと、リラックスしている姿を見ると、こちらも心が温まります。やはり季節の移ろいは、人だけでなく、動物たちの暮らしにも少しずつ変化をもたらしてくれるのだと感じます。

まだまだ余寒が続きますので、皆さまも暖かくして、季節の移ろいをゆっくり堪能していただければ幸いです。

はじめに

もりたさんちのマルチーズは、「千年の都」京都で、世界最古の愛玩犬として知られるマルチーズを専門に扱う犬舎を運営しています。紀元前から人々の暮らしに寄り添い、愛や幸せを届けてきたこのマルチーズこそ、世界に平和と調和をもたらす存在だと信じています。

私たちは自信を持って断言します。もりたさんちのマルチーズで誕生する小さな命は、混じり気のない、本物の純血種マルチーズだけ。揺るぎない血統を守り続けることこそ、私たちの誇りです。その背景には、長年にわたる経験とマルチーズへの深い愛情があります。一頭一頭が持つ無限の可能性を大切にしながら、彼らが人々に笑顔をもたらし、幸せな絆を築いていけるよう努めています。

40年以上にわたり、300頭以上の命の誕生に立ち会ってきた私たちは、常にマルチーズの健康と幸せを最優先に考えてきました。その美しさと温かな性格で多くの飼い主さまに愛されてきたマルチーズ。本来の魅力を守り、次の世代へとつないでいくことが、私たちの大切な使命です。

「ひとりでも多く、幸せな飼い主を。一頭でも多く、幸せなマルチーズを。」

この経営理念を胸に、これからも皆さまに喜んでいただけるよう、日々努力を重ねてまいります。

最近のお問い合わせ状況

お問い合わせ状況に特筆すべき点はございません。引き続き、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

最近のもりたさんちのマルチーズ

昨年末から今年初めにかけて行った犬舎スペースの床材張り替え作業に続き、2月下旬に入ってからは犬舎のリニューアルに取り組んでいます。もちろん今回も、自分でコツコツとDIYを進めています。

DIYを始めたきっかけは、経費削減の意味合いもありますが、何より私自身が「まずはやってみよう!」と行動することを好むからです。あれこれ調べたり、計画を練ったりする過程が面白く、今回も床を支える「根太」の存在や、化粧板の「長押」「鴨居」などの名称と役割、釘とビスの違い、丸鋸の使い方など、新しく学ぶことが盛りだくさんでした。プロ顔負けの技術までは到達しませんが、ネット上に豊富な情報があるおかげで、昔なら修行を重ねないと習得できない知識でも、手軽に学ぶことができるのは本当にありがたいと感じています。

とはいえ、そうした技術がどんなに発達しても、やはり経験から得られる手応えは大きいです。実際に手を動かして作業していると、作り手の思いや試行錯誤が仕上がりに現れるので、愛着もひとしおです。現代はデジタル技術がいろいろと進んでおり、大学のような場所に行かなくても、数学や英語といった学問から実用的なスキルまで、オンラインサービスや情報サイトで気軽に学ぶことができます。こうした学習環境が整い続けるなかで、将来的には大学の必要性が下がっていくかもしれないと感じることもあります。

しかしどれだけデジタル技術やオンラインの学びが便利になっても、いまだに「置き換えられない」存在があると思います。そのひとつがマルチーズたちのような小さな命です。現在、当犬舎には新しいご家族を待っている子犬が1頭います。いつも少し寂しそうにしていますが、抱き上げると勢いよく顔じゅうを舐め回して、全身で喜びを表現してくれます。その小さな体が震えるくらいに喜んでくれる様子を見ていると、どれほどデジタル技術が進んでも、この生き生きとした存在感や人を癒やす力にはかなわないのだと実感させられます。

ところで、前回お伝えしていた「犬たちに天然水を与える」という新しい試みですが、早速、思わぬ壁にぶつかってしまいました。実は「FUJI SAN SUI」のペットボトルはキャップが特殊なサイズで、いつも使っているウォーターノズルに合わなかったのです。残念に思いつつ、今後は「京都ならではの天然水」を探すべくリサーチを始めています。また、開封済みのペットボトルは雑菌が繁殖しやすいため、保管用の冷蔵庫も必要ではないかと考えているところです。すべてを一度に完璧に用意するのは難しいかもしれませんが、犬たちがいつでも安心して飲める水を準備できるよう、もうしばらく試行錯誤を続けていくつもりです。

こうした小さな失敗や新しい発見を積み重ねるなかで、マルチーズたちとの暮らしを少しでも快適にできればと考えています。今後も進展があれば、このブログでお知らせしていきますので、どうぞ楽しみにしていてください。やはり、どれだけデジタル技術が進んだとしても、顔をペロペロ舐めてくれるこの温もりとぬくもりには、かなわないものだとしみじみ思います。

ご家族さま向け駐車場のご案内

以前からずっとご不便をおかけしており、何とか早く解決しなければと考えていたのが、お迎えの際に自家用車で来ていただいたときの駐車スペースの確保でした。
当犬舎は住宅街の奥まったところにあり、袋小路の一番奥に位置しています。そのため、これまでお車でお越しいただいたご家族さまには、一時的に家の前のスペースに停めていただいたり、近隣のパーキングをご利用いただいたりしていました。しかし、近隣のパーキングが満車のことも多く、さらには家の前に停めていただく際に近隣の方が車を出しづらくなってしまうこともあり、私自身も気が気ではありませんでした。

特に、お迎えに来ていただくご家族さまに対して、駐車スペースがはっきりとご案内できないというのは、本当に心苦しかったです。せっかく大切なマルチーズとの新生活をスタートさせる場面なのに、車の駐車問題でご不便を感じさせてしまうのは、当犬舎としても大きな課題でした。また、近隣の方との関係を円滑に保つためにも、安定した駐車場の確保は避けて通れないと考えていたのです。

一時期は、近隣の大きなスーパーやドラッグストアなどの駐車場に一時的に停めていただき、私たちがそこまでお迎えにあがるという方法も検討してみました。しかし、初めてお越しになる方にとっては場所がわかりにくかったり、雨の日や天候が悪い日などは徒歩で移動する距離が増えてしまったりと、やはり根本的な解決には至らないと判断しました。

実は、過去に自宅前に駐車をしていただいたご家族さまのとき、子犬のお引き渡しにあたって説明をしている途中で、近隣の住民の方が車を出すことになり、車を移動するのではなく、私のほうで説明を切り上げていただいたことが一度だけありました。あのときは、言い方は悪いですが、追い出すような形になってしまったようで、一日中「なぜもっと早く対策を打たなかったのだろう」と反省と後悔が頭を離れませんでした。

そのため、なんとか当犬舎が直接管理できる駐車スペースを確保できないかと模索していたのですが、月極駐車場の契約料金は高額になることが多く、費用面でなかなか踏み切れませんでした。ご家族さまのために用意したい気持ちは強くありながら、限られた予算の中でやりくりするのは簡単ではなく、しばらくは悩み続けていたのです。

しかし、最近になって運よく条件に合う駐車スペースを見つけることができました。これによって、ようやく「駐車場がなくて申し訳ない」という状態を解消できるようになり、私自身も大きく肩の荷が下りた思いです。これまで近隣の方の車の出し入れを気にしながら、お引き渡し時の説明を早めに切り上げてしまうこともありましたが、今後は落ち着いてゆっくりとマルチーズに関するお話をしたり、必要な注意事項を丁寧にご説明したりできます。

また、犬舎を運営していくうえで大切なのは、マルチーズたちとお迎えいただくご家族さまの双方が、安心して過ごせる環境を整えることだと考えています。これまで駐車場の問題が引っかかっていたため、せっかく新しい家族を迎えに来てくださる方にまでご不便を強いることになり、私としても大変申し訳なく思っていました。ようやく駐車スペースを確保できたことで、少しでもご家族さまにご安心いただけるのではないかと期待しています。

今回の新しい駐車場は、当犬舎からも比較的わかりやすい場所にあり、何よりご家族さまにご案内しやすい点が大きいです。場所を説明する際にも「当犬舎のすぐそばに確保した駐車場がありますので、そちらをご利用ください」とお伝えでき、道順や注意点などを具体的にお話しできますし、近隣の方への配慮も十分に行き届くようになると考えています。

今後は、お車でお迎えに来ていただく際に「どこに停めればいいのだろう」という不安を解消できるだけでなく、お引き渡し時に時間を気にせずゆっくりとお話しできるため、ご家族さまも子犬もより安心して新生活をスタートできるのではないかと思います。私としても、ようやく懸案事項がひとつ解決できて、本当にほっとしています。

次回からは、お車で来られる場合もどうぞ遠慮なくお越しください。詳しい場所などは事前にご案内いたしますので、安心してお車でいらしていただければ幸いです。今後とも、当犬舎をよろしくお願いいたします。

今後の予定

当犬舎には、まだ正式にご紹介できていない親犬が2頭います。いずれも女の子で、「マナ」と「ダウ」です。実は昨年のはじめ頃から迎え入れていたのですが、タイミングが合わず、ずっとお披露目できないまま今日に至りました。そこで、このたび改めて、それぞれの名前に込めた思いや背景をお伝えしたいと思います。

まず「マナ」は、ヒマラヤ山脈にそびえる標高8,163メートルの「マナスル」から名付けました。マナスルは神々が宿る山として崇められており、サンスクリット語で「マナサ(魂、心、知性)」が語源ともいわれています。深い精神性や静かな力強さを感じさせる存在で、登山家にも特別な憧れを抱かれる山です。小柄ながら凛とした雰囲気を漂わせるこの女の子に、そんな“揺るぎない優しさ”と“芯の強さ”を重ね合わせたいという思いから、「マナ」と名付けました。

一方「ダウ」は、同じヒマラヤ山脈の標高8,167メートルを誇る「ダウラギリ」が由来です。ダウラギリは「白い山」「輝く山」の意味を持ち、美しい雪を頂に戴く姿が遠方からでもはっきりとわかることで有名です。地元の人々にとっては、やはり神聖な存在として大切に扱われてきました。そんな荘厳な景観や清らかさに、マルチーズの白い毛並みが重なるように感じられたため、「ダウ」と名付けています。少し活発な一面もありますが、どこか威厳のある落ち着いた表情が印象的です。

この2頭は、どちらも健康状態は良好で、それぞれに際立った個性があります。マナは周囲の様子を見ながら行動するおだやかな性格で、ダウはやや活発な面がありつつも、女の子同士仲良く過ごしている姿が微笑ましいです。

さて、私たちが最近特に注目しているのが、マナの体調の変化です。もし妊娠していれば、早ければ3月末から4月上旬に出産の可能性がありますが、確定情報ではないため、どうか大きな期待はなさらず、温かく見守っていただければと思います。

何より大切なのはマナの健康ですから、定期的に動物病院の検診を受けつつ、慎重に様子を見守っています。もし妊娠が確定した場合、父親は当犬舎の男の子「アンディ」です。アンディは血統が大変良く、祖父母がドッグショーで素晴らしい戦績を残してきたことで知られています。優しく人懐っこい性格や、気品のある体格を受け継いでいるため、多くのご家族さまから高い評価をいただいています。マナとアンディの子犬が誕生するなら、どれほど愛らしい姿になるのだろうと想像すると、つい胸が弾む思いです。

とはいえ、妊娠や出産はマルチーズの体にも大きな負担がかかります。実際に赤ちゃんを宿していない可能性も十分にあることを踏まえ、何よりマナの体調を最優先に考えています。もし妊娠していなかったとしても、マナが元気でいてくれるのが一番ですし、今回が難しければまた次の機会を考えればよいと思っています。

ダウのほうは、今のところ出産の予定はありません。ただ、神聖な山に由来する名前が示すように、穏やかで品のある性格をしているので、将来的にお母さんになる可能性もあるかもしれません。そのときが来れば、当犬舎でまた新しい命の物語が始まるのではないかと考えると、少し楽しみでもあります。

いずれにしても、女の子同士であるマナとダウが、ヒマラヤ山脈の神聖な山の名を背負いながら、これからどのような成長やドラマを見せてくれるのか、私たちも期待を寄せています。もしマナが本当に出産を迎えた際には、その経過や子犬の成長などを随時ご報告いたしますので、どうぞ温かい気持ちでお待ちいただければ幸いです。当犬舎では、これからもマナやダウをはじめとするマルチーズたちが、健やかに暮らせるよう心を尽くしてまいります。新たな情報が入りましたら、あらためてブログにてお知らせいたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今回はこんなところで

ブログは毎週末の更新を目標としております。記事の共有や拡散をしていただけると読む人が増えて励みになります!どうぞ応援よろしくお願いします!

全世界がマルチーズで繋がりますように。